梅宮アンナ、がん闘病への心ない声に「それが現実」 壮絶な体験を力に変える下着開発への決意
モデルでタレントの梅宮アンナ(53)が9日、都内で開催された婦人科がん啓発セミナーに、女優の西丸優子(45)とともに出席した。4月9日の「子宮の日」に合わせて行われた本イベントでは「学んで備える、女性のがんとキャリア」をテーマに、がん治療を経験した二人が仕事との向き合い方や現在の心境を赤裸々に語り合った。
梅宮は2024年、ステージ3Aの「浸潤性小葉がん」という特殊な乳がんの診断を受け、手術を経験。抗がん剤治療による心身の不安定さを抱えながらも、彼女が何より大切にしたのは「がんであることを忘れる時間」だという。日光を浴び、周囲とのコミュニケーションを絶やさないよう意識したほか、仕事の依頼も意欲的に受け入れてきた。「1日のうちで病気のことを考えない時間がすごく必要だった」と、当時の切実な思いを振り返った。
現在は投薬治療を続けながら、病の現実を伝えるべくSNSでの発信を精力的に行っているが、その裏ではネット上の心ない言葉にさらされることもある。自身の訴えに対して「痛い痛いうるさい」「お前の発言が痛い」といった厳しい批判が寄せられたり、足の小指を骨折した際に「ざまあみろ」と書き込まれたりしたエピソードを苦笑いで告白。それでも「それが現実。ひどい人は直らない」と毅然と割り切り、前を見据えた。
現在はがんサバイバーとしての視点を活かし、片胸用の下着開発にも力を注いでいる。「私にできることを世の中に残していきたい」と情熱をにじませると、最後には「あれっと思ったらアレなので、ぜひ病院に行ってください」と、彼女らしい言葉で早期発見の重要性を呼びかけ、トークを締めくくった。