松山英樹の和食もてなしが歴代2位に。米誌が絶賛した伝説のメニューと感動のスピーチ
ゴルフの祭典マスターズの開幕を前に、恒例の行事であるチャンピオンズディナーに改めて注目が集まっています。米スポーツ誌スポーツ・イラストレイテッドは、これまでに歴代王者がプロデュースしてきたメニューを独自にランキング化。その結果、2021年大会の覇者である松山英樹が2位という快挙を成し遂げました。
同誌が松山のディナーを高く評価した最大の理由は、その卓越したクオリティーにあります。2022年のホスト時に提供されたのは、寿司や刺身、焼き鳥といった日本を代表する味覚の数々。メインには特製の味噌がけ黒鱈、そして世界最高峰と名高い宮崎和牛が並びました。締めくくりには日本のイチゴのショートケーキが供され、同誌は想像を絶する美味しさだったと手放しで称賛しています。
しかし、評価されたのは料理の味だけではありませんでした。出席した歴代王者たちの心を最も揺さぶったのは、普段は寡黙な松山が見せた英語でのスピーチだったといいます。当時、ジョーダン・スピースは、松山が原稿を見ることなく練習の成果を披露した姿に、言葉の一つひとつに重みがあった。特別な瞬間だったと感動を口にしていました。料理の腕前だけでなく、彼の真摯な姿勢が評価をさらに押し上げた形です。
なお、今回のランキングで1位の座に輝いたのは、2001年のビジェイ・シン。タイ料理のフルコースでもてなした内容が、今なお史上最も愛されるメニューとして語り継がれています。続く3位にはジョン・ラーム、5位にはフィル・ミケルソンといったそうそうたる顔ぶれが名を連ねる中で、松山の和の心が刻んだ足跡は、オーガスタの歴史に深く残ることになりそうです。