シブコが国内初戦で復活の兆し 悩めるパットに科学のメスで現状打破へ
女子ゴルフの渋野日向子が、いよいよ今シーズンの国内ツアー初戦を迎えます。主戦場とする米ツアーでは開幕から3戦に出場したものの、予選通過は1回のみ。思うような結果が出せない日々が続いていますが、10日に埼玉県の石坂GCで開幕する富士フイルム・スタジオアリス女子オープンを前に、彼女が真っ先に向き合ったのは自身の最大の課題であるパッティングでした。
9日の取材対応で、これまでの米ツアーでの戦いを振り返り、パッティングが悪くて噛み合わないことが多かったと率直な胸の内を明かした渋野。実は昨秋から福岡の練習スタジオに足を運び、科学的なデータを駆使した専門的な指導を仰いでいます。今大会の練習日にもそのコーチを招き、入念なチェックを行う姿が見られました。
今週の舞台となる石坂GCは傾斜の強いグリーンが特徴です。渋野は、アメリカでパットがずれてかなり悩んだ日もあったと告白しつつ、今回はタッチの合わせ方や微調整など、当たり前のことをドリル形式で反復練習していると言います。その表情は決して悲壮感に満ちたものではなく、楽しみながらやっていると前向きな姿勢を見せました。
現在、特定のコーチと契約せず個人で戦っている彼女にとって、パッティングに関して専門的に相談できる存在は大きな支柱となっているようです。以前は一人では何をすべきか分からず難しさを感じていたと語る渋野ですが、もっと良くなりたい、勝ちたいという強い渇望が彼女を新しい学びに突き動かしました。
自分に合ったストロークを正しく知ることで、迷いを自信に変えようとするシブコ。今大会を良いきっかけにしたいと語る彼女が、練習の成果をどのようにスコアへと繋げていくのか。復活への第一歩を刻む準備は整いつつあります。