敵地でまさかの挑発?ドジャースの優勝記念動画にブルージェイズファンから非難の嵐
メジャーリーグを代表するスター軍団、ドジャースが投稿した一本の動画が、敵地カナダで激しい論争を巻き起こしている。山本由伸投手が先発したブルージェイズとの第2戦の直前、ドジャース公式Xが公開したファン向けの映像が、地元ファンの感情を逆撫でする結果となったようだ。
問題の焦点となったのは、試合会場であるロジャースセンターで撮影された動画の内容だ。観客が入場する前の静かなスタンドを背景に、球団スタッフが昨年のワールドシリーズ制覇の瞬間を捉えた写真を次々とカメラに掲げていくというもの。ドジャースファンにとっては歓喜の記憶を呼び起こす粋な演出だったが、ブルージェイズファンにとっては、自分たちのホーム球場を勝利の誇示に使われた「挑発」に他ならなかった。
米メディア「スポーツキーダ」によると、この投稿のコメント欄には地元ファンからの怒りの声が殺到しているという。「最も嫌いな球団」「恥ずべき行為だ」といった痛烈な批判に加え、「他チームより4億ドル(約634億8000万円)も多く補強費を使っているくせに、格下相手に延長11回までもつれ込んで勝ったことを自慢するのか」といった、巨額の資金力を皮肉る厳しい指摘も目立っている。
ドジャース側は別の動画で、これらの写真に選手がサインを入れ、現地のドジャースファンにプレゼントする微笑ましい光景も公開していた。あくまで遠征先でのファンサービスの一環だったと思われるが、場所選びの配慮が欠けていたとして、両チームの間に新たな遺恨を残す格好となってしまった。リーグ屈指の実力を誇る常勝軍団ゆえに、その一挙手一投足に注がれる視線は想像以上に厳しいものとなっている。