堀内恒夫氏が田中将大を100点満点と絶賛 逆転弾の泉口には「打つのが遅いよ」と苦言も
巨人軍の元監督でプロ野球評論家の堀内恒夫氏が、自身のブログで右腕の力投を熱く振り返った。対象となったのは、4月8日の広島戦で先発マウンドに上がった田中将大投手だ。
マツダスタジアムでの一戦に臨んだ田中は、7回をわずか79球でまとめ、被安打3、奪三振5、失点1という圧巻の内容を披露。これに対し、堀内氏は「もうね、100点満点ですよ」と手放しで称賛を送った。ストライクゾーンを果敢に攻め、テンポよくアウトを積み重ねる姿勢を高く評価。「バッターがストライクに入らないと思ったのか打たない。これが『勝つピッチング』というものだ」と、37歳のベテランが見せた熟練の投球術に感銘を受けた様子だ。
一方で、堀内氏の矛先は沈黙した巨人打線にも向けられた。試合は9回に泉口の逆転2ランが飛び出し、劇的な勝利を収めたものの、田中の白星は消えてしまった。この展開に堀内氏は「最後逆転して田中の負けを消した、で終わらせてはいけない」と指摘。投手がこれ以上ないピッチングをしている時に援護できなければ、リズムを崩しかねないという投手出身者ならではの視点で苦言を呈した。
劇的な一発を放った泉口に対しても、「打つのが遅いよ(笑)もっと前にやってくんなきゃ」と冗談交じりに注文をつけた堀内氏。快勝の裏側で、エース級の力投をしっかりと勝ち星に繋げてほしかったという、元指揮官としての熱い期待が滲む提言となった。