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マシュー・ペリーさん急逝事件で判決 “ケタミンの女王”に禁錮15年

高橋 恒一

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ジャスヴィーン・サンガ

2023年に薬物の過剰摂取で亡くなった俳優マシュー・ペリーさんをめぐる事件で、致死量のケタミン供給に関与したとされる“ケタミンの女王”ことジャスヴィーン・サンガ被告に、米連邦裁判所が8日、禁錮15年の判決を言い渡した。

米メディアの報道によると、サンガ被告は連邦検察から“ケタミンの女王”と呼ばれていた人物。昨年9月には、薬物に関係する施設の維持1件、ケタミン配布3件、さらに死または重傷につながったケタミン配布1件について有罪を認めていた。

検察側の説明では、サンガ被告は2023年10月、マシューさんの知人であるエリック・フレミング被告にケタミンを販売。その後、フレミング被告からマシューさんの住み込みアシスタントだったケネス・イワマサ受刑者へ渡ったとされる。そして同年10月28日、イワマサ受刑者がマシューさんに少なくとも3回ケタミンを注射し、それが死亡につながったとされた。

さらに捜査当局によると、マシューさんの死をニュースで知った後、サンガ被告はメッセージアプリを通じてフレミング被告に接触し、この件から自分たちをどう切り離すかを話し合ったという。同じ日にアプリの設定を変更し、フレミング被告とのやり取りが自動的に削除されるようにしたほか、「私たちのメッセージを全部削除して」と求めていたとされている。

マシューさんは2023年10月28日、ロサンゼルスの自宅にあるジャグジーで、うつ伏せの状態で発見された。検視では死因をケタミンの急性作用と判断。あわせて、溺水、冠動脈疾患、そしてオピオイド依存症の治療薬ブプレノルフィンの影響も重なったと結論づけられている。

量刑に関する意見書では、検察が禁錮15年を求めていたことも明らかに。文書では、サンガ被告がマシューさんの過剰摂取死を引き起こしたケタミンを自ら販売していたと知った後も、薬物の販売を続けていたと指摘された。

検察はその行動について、「気にも留めず販売を継続した」と厳しく非難。「冷酷で無慈悲」「人命を軽視している」と断じたうえで、利益を優先した結果、遺族や近しい人々に計り知れない苦しみを与えたと主張していた。

この事件では、イワマサ受刑者とフレミング被告に加え、マーク・チャベス医師、自宅拘禁と3年間の保護観察が言い渡されたほか、サルバドール・プラセンシア受刑者にも禁錮30か月の判決が下されるなど、マシューさんの死に関連して計4人が有罪を認めている。

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