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MLB審判が悲鳴、自動判定導入で突きつけられた「不可能に近い基準」と驚異の正解率

田島 恒一

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審判を擁護する声も

メジャーリーグに今季から本格導入された自動ストライク・ボール判定チャレンジシステム(ABS)を巡り、現地アメリカで審判員の評価に関する議論が白熱しています。米メディア「アスレチック」は、この新システムの存在が、ファンに対して審判員への「ほぼ不可能な基準」での評価を強いる要因になっているとする記事を掲載しました。

今シーズン、すでに一部の審判員が厳しい批判にさらされています。CB・バックナー氏は1試合で6件もの判定が覆り、マイク・エスタブルック氏もヤンキース戦で5つの誤審を指摘されるなど、個人のミスがテクノロジーによって白日の下にさらされる形となりました。

しかし、こうした状況に審判を擁護する声も上がっています。記事が指摘する問題点の一つは、ABSには「緩衝地帯」が一切存在しないという点です。わずか0・01インチ(約0・025センチ)だけストライクゾーンから外れた際どい球を見逃したとしても、システム上は15センチ以上外れた大暴投と同じ「誤審」として処理されてしまいます。人間には判別不可能なレベルの微差であっても、一切の猶予が与えられないのが現状です。

過酷なプレッシャーの中で、審判員たちの技術はむしろ向上しています。データによると、今季(4月7日時点)の正しい投球判定率は93・5%を記録。これは昨シーズンの同時期の数字である92・7%を0・8%も上回る、史上最高の精度となっています。特筆すべきは、判定が覆るリスクのある最も際どい球においても、審判の判定は46・2%という、約半分に近い確率で正解していたという事実です。

こうした現状に、選手側からも同情の声が出ています。オリオールズのベテラン右腕、クリス・バシット投手は、プレートからほんの少しずれただけで批判される審判員を擁護。「定規を持ってきて、どれだけずれているか実際に確認してみてほしい。本当にわずかな差なんだ」と語り、人間の目では限界に近い領域で戦う審判員たちを気遣いました。ハイテク化が進むボールパークで、審判という職業の在り方が今、大きな転換期を迎えています。

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