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阪神・大山悠輔が直面する試練、藤川監督が貫く待つのみの美学

田島 恒一

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阪神・大山悠輔

聖地の熱気が一瞬でため息に変わりました。8日に甲子園で行われたヤクルト戦、阪神は2対3で惜敗し、首位奪取の絶好機を逸しました。先発した新助っ人のルーカス投手が5回1失点と粘りを見せたものの、継投が裏目に出て逆転を許す苦しい展開。打線も初回に2点を先制して以降は沈黙が続き、あと一本が出ないもどかしい夜となりました。

なかでも深刻な影を落としているのが、主砲・大山悠輔内野手の不調です。1点を追う8回、相手のエラーと四球で無死一、二塁という同点、あるいは逆転のお膳立てが整った場面で打席が回りましたが、ヤクルトの5番手リランソ投手の前に痛恨の遊ゴロ併殺打。チャンスの芽を摘み取ってしまった背番号3に、スタンドからは落胆の声が漏れました。

今季の大山は、開幕から全試合で5番・一塁の重責を担っていますが、打率は2割1分6厘と低迷。特に得点圏では11打数無安打と、本来の勝負強さが完全に鳴りを潜めています。昨季は得点圏打率3割5分1厘という驚異的な数字を残した男が、現在は打線のストッパーになってしまっているのが現状です。

それでも、指揮官の信頼は揺らいでいません。試合後、藤川球児監督は、最初の2点だけでは勝つのは難しいとした上で、チャンスは作れているのだからあとはもう待つのみと、努めて冷静に言葉を紡ぎました。和田豊ヘッドコーチも、状態は上がってきている。そのうち出るよと、かつての安打製造機らしい眼差しで復活を予言しています。

首位争いを勝ち抜くためには、不動の中軸が目覚めることが絶対条件です。虎の主砲として、このまま沈み続けるのか、それともV奪還への起爆剤となるのか。大山悠輔が真の輝きを取り戻す瞬間を、誰もが待ちわびています。

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