那須川天心が外野の声を一蹴「黙っとけ」エストラダとの決戦へ覚悟の咆哮
WBC世界バンタム級2位の那須川天心が、同級1位のフアンフランシスコ・エストラダとの挑戦者決定戦を前に、並々ならぬ決意を語りました。普段の明るい表情とは一変し、8日に行われた記者会見では終始ピリついた空気を漂わせた天心。その背景には、移り変わりが激しい世間の評価に対する強い反発心があるようです。
昨年11月の井上拓真戦で初黒星を喫した際には、自分を信じられなくなるほどの葛藤があったと明かした天心。格上とも言われるエストラダを相手に、下馬評では不利とする声も少なくありませんが、神童はそんな予想をクソ食らえと一蹴し、必ず勝つと断言しました。
物議を醸していた試合直前のテレビ出演についても、自らの信念を貫いています。試合20日前にサンデージャポンに出演したことへの批判に対し、ボクシングを広めるという役割を理解して動いていると主張。今を生きていない人の言葉は響かない。黙っとけと語気を強めました。
一方で、かつての名王者・具志堅用高氏が防衛戦の直前に紅白歌合戦に出演しながらも勝利を収めていた逸話を聞かされると、へー、そうなんですかと驚きの表情を浮かべる一幕も。最後にはトランキーロとスペイン語で焦るなを意味する言葉を口にし、ようやく笑みを見せました。自らの拳で再び世間の手のひらを返させることができるのか、大一番に注目が集まります。