Snow Man佐久間大介が「ガチ声優」として評価される理由 事務所も推す本気の表現力
アイドルグループ、Snow Manのメンバーとして絶大な人気を誇る佐久間大介が、今や本業に負けず劣らずの勢いで声優界を席巻している。33歳となった現在もその勢いは衰えるどころか、4月からは新たに2つのアニメ作品で声を担当。業界内では、単に話題性を狙った「タレント声優」の枠を超えた、実力派の一人として数えられている。
直近の活動を振り返ると、1月から3月にかけて放送されたフジテレビ系「ハイスクール!奇面組」では、美形集団のリーダーである切出翔役を熱演。続く4月からは、TOKYO MXの「メイドさんは食べるだけ」でマスコットキャラクターのチュン役、テレビ東京系の「キルアオ」では自身のトレードマークと同じピンク髪を持つ殺し屋、古波鮫シン役をそれぞれ務めるなど、役幅の広さも見せつけている。
佐久間の声優としての立場は、所属するSTARTO ENTERTAINMENT内でも特別なものだ。公式サイトのプロフィール欄でサンプルボイスが公開されているのは、彼とKisーMyーFt2の宮田俊哉のみ。芸能関係者によれば、事務所側がアニメ関連の案件で「声優もこなせるタレント」として自信を持って佐久間の名を挙げる場面もあるという。飛ぶ鳥を落とす勢いのグループに所属しているという知名度はもちろん、それを裏切らない技術の高さがあるからこそ、制作側も二つ返事で起用を決める状況のようだ。
その実力の源泉は、幼少期から培われたアニメへの深い愛情と、確かな学びにある。2015年に卒業した城西国際大学メディア学部では、惜しまれつつ世を去ったベテラン声優・松野太紀さんの講義を受けていた経験も持つ。2020年の「ブラッククローバー」での声優デビュー以降、着実にキャリアを積み重ねてきた。
現場での評価も極めて高い。ある関係者は、発声のプロであるアナウンサーでも難しいとされる「サ行」の音の処理について、佐久間は息漏れなく完璧にこなすと指摘する。天性のセンスに加え、緻密な技術を身につけていることが、彼を「客寄せパンダ」ではない一人の表現者として立たせている要因だろう。二次元をこよなく愛するアイドルが、自らその世界の一部となって輝く姿は、今後さらに多くの作品で見ることができそうだ。